「第33回池袋演劇祭参加作品」
舞台『MUSE』無事昨日千秋楽を迎え、
終演致しました。
応援して下さったみなさま本当に
ありがとうございました!。
とにかく大量のセリフ❗️を頂き格闘しましたが、、
8月の半ばに緊急募集オーディションがあり、それまでは今頃こんなことをしているとは、思ってもいませんでした。
一回の舞台で、入浴シーンや家族のシーン、幽玄的なシーン等ネタバレするのでこれ以上言えませんが笑、色んなシーンが演じられて、とても貴重な体験をさせて頂きました。
「MUSE」はパパが失踪し、ママが死んだ家族の三姉妹の物語。
家族についての物語で、私自身は今まで
いわゆる父や母との”家族”と呼ばれるものがあまり好きではなく、(いつも一緒に暮らしていない母方の祖父母や親戚は大好きだったのですが)
「ずっとそこから別の世界で生きたかった人間」なので、作品に関わっている間中、台本にあるセリフを読むたびに、
家族にというものを見つめ返す機会に なりました。
子どもの頃、”家族”で”ホテルオークラ”や外で食事をしても、
ひどく無口で、話もあまり面白くない両親と、兄弟もおらず、子どもひとりっきりの私は家族三人でいると、ある時から、「こんなことをして何が楽しいのだろうか…」と思うようになった。
※今なら食べることにも住むところにも不自由しないことが、どれだけ幸せなことかは理解できるのだが※
そんなことをしているよりも、母の伯母に連れられて宝塚を観たり、バレエの稽古場にいることが、本当に幸せだった。
そしていつしか、両親とは”違う世界”に生きる人間でいたい、と思うようになった。
一回(いや三回かも…)母に思春期に
「家族で食事に行ったって何にも楽しいことなんかない!家族ってなに?!
私は家族でホテルオークラで食事するよりも、帝国劇場で毎日舞台に立ってる人間でいたいんだよ!」
と叫んだことがある。
そして小学三年生からは宝塚を観ていても、一片のわだかまりが胸に現れるようになる、
それは私が出演者ではなく、あくまでも
観客だということだ。
私はその日、今日のように帝国ホテルで
食事をしてから観劇するのではなく、今度はその舞台に立って銀座という街で、お客様を迎える出演者でありたいと、切に思った。
私が今回の公演に関わっている間、
本当に恵まれていたのは、
9月15日の初日まで時間が本当になかったのですが、演技指導を演出家の先生にマンツーマンで沢山教えて頂いたことです。
脚本もギリギリまで変わり、千秋楽の日もエンディングの演出が変わったり、
びっくりしたカンパニーでしたが、
それによって毎日新鮮な緊張感を得られたかもしれません。
公演に関わって下さったみなさま、
応援して下さった全ての皆さまにお礼申し上げます。
★★あ~ライブ配信見逃した~❗️
これを読んで見たかった~!と思った方、朗報です❗️✨
アーカイブ配信が10月から始まります!
詳細とご予約はこちら↓
https://muse2021.peatix.com/
泣かせてくれましたね、と言ってくださったお客様もいらっしゃいました。
ぜひお見逃しなきように❗️
今度は流麗なしなやかなラインの踊りが
活かせるミュージカル、マタハリや同じくフランクワイルドホーン氏の名曲で綴られる、ジキルとハイドなどを目指したい。
★★毎週月曜10時に配信している
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