
ミュージカル座「ハートスートラ」千秋楽で「無無無」という一番の盛り上がりのショーシーンが終わった瞬間…!
ショーストップになるんじゃないか、と思うくらい、(バンドさん達も拍手を待ってくださって…!)
たくさんのドッと湧き上がる拍手を頂けたこと、忘れません✨

センターにいらした、レジェンド✨光枝明彦さんに向けての拍手かもしれませんが😂
それでも貴重な瞬間でした!
(内心はやったー、というよりお客様が歓んでくださって)
「よかった〜!」という安心感の方が強いくらい😂
このシーンは演者としてすごく、エネルギーの出し方、お客様への意識のバランス、
笑っても目が細くならないこと‼️
身体の使い方など、必要とされることが、沢山ありました。
稽古場での最後の通し稽古で、演出の先生にされたご注意は、(全体へのものとはいえ、今まで知っている、分かっていることを言われたので)自分に対して、本当に悔しかったです。
「今稽古場だから、席が近いけど、
本番劇場だったら?どうかな?
客席の一番後ろを意識して、
もっと出ている側からのエネルギーが欲しい…!」と…。
そしてその後、演出、梅さんが仰った言葉が、
本当に私の心にドンピシャで、火がついた瞬間でした…!。
「この作品はミュージカルだけど、
エンターテイメントだし、ショーなんだな、
って思った。だからみんな、ショーだと思って、
もっとやってくれていいよ!
特に無無無!!!無無無は、自分達のショータイムだと思ってやってくれていいから!」
と…!。ショーという言葉で、「ショーではないのだから…」と今まで抑えていたロックが外れました!
通し稽古でのダメ出しから、実寸稽古では、
「前から風が吹いているのを、押し返すように」
(←#真矢ミキ さんが仰っていた言葉)
「(照明が当たってなくても)自分から光を出すように」
という方法論を試してみたのですが、
後で稽古動画を見たらことごとく、裏目に出てました…!。
力入り過ぎて、猿手だし…💦
逆に「えぇぇこんなんでいいのかなぁ?💦」
とか思いながらしたリフトでのアラベスクの方が断然いいという…!!。
私はもともと出力が多すぎるタイプなので、
無駄なものを削ぎ落としていかなきゃいけないタイプで、その方法は私に向かない!と思い、削ぎ落として、
余裕を見せられるようなパフォーマンスへと
シフトチェンジしました!
まさにこの作品ハートスートラの劇中歌詞、スジャータが歌う、
「ハープの弦は締め過ぎては切れる
緩すぎては鳴らず、中くらいに締めると、きれいに響く」
の通りだな、と実感しました。
菜月🌙
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